シィンラインである。

 正確にはテレキャスター・シィンラインだ

 ストラトの処で少し書いたが、

 ’80年の頃にストラトを買うべきかシィンラインを買うべきか大いに迷って、

 アームの付いているストラトを買ったのだが 

 あれからずっとシィンラインの事は 気になっていた。

 だが、’70年代以降のシィンラインにはハンバッキングの

 ピック・アップ(エレキ・ギターのマイクの種類です)付しかなかった

 カーティスも’70年代それを使っていたし、

 最近手に入れたビデオに写っていたスライ・ストーンもそれを使っていた。

 (ファンク、ファンキー・ミュージックの好きな人は知ってるよね?)

 ’01年末にラジオ出演etcの仕事を終え、スイスに帰る日に

 ついついお茶の水「イシバシ楽器」に寄ったら何故かこのギターが新品で1本だけあった。

 ダチ公の店長に聞いたら、フェンダー社の「ヒストリックだがスペシャル・モデル」ですと云った。

 俺はこいつをひと抱きして「おーし!買った」と云って銀行へ走り、ネギリにネギって手に入れた。

 ’02のLiveでストラトと共に俺を支えてくれるギターになるであろう。